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肝虫の退屈日誌 - 空堀の島やん

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空堀の島やん

 

今日は空堀の名店「島やん」に行ってきました。
女将さんとご主人が今月の土曜日で卒業される、
ということで慌てて行ってきました。
女将さんが着物にかっぽう着を来て、
カウンターにお惣菜が並んでいるような飲み屋さんです。
このお惣菜がとてもおいしく、
おいしいというか、なんだかほのかに幸せな気持ちになるというミラクルな味。
おいしい店は数あれど、こんな気持ちになるお店はあまりないなぁと思います。
よくある「おいしくて幸せ〜〜〜」という感じともちょっと違う。
じんわり来る感じ。
からほりまちアートのスタッフ仲間ともよく行きました。

息子さんが引き継ぐそうですが、食事は出さなくなるようで、
このお惣菜が食べられるのもこれで最後と思うと切なくなりますね。。。
お酒がダメなので、あまりお店には行けなかったですが、
この味は、というかこの感覚は覚えていたいなーと思います。
こういう店があるなんて、ほんと贅沢なまち。
空堀は。

島やんの思い出といえば、からほりまちアート。
何度か展示のお願いなどでお店に行ったことはよく覚えています。



そんな中でも一番印象に残っているのは
最後の年に展示してくれた内橋未央さんというイラストの作家さん。
応募用紙が届いたときに、
自分がすごく好きな感じのタッチだったということもあるのですが、
雰囲気というか空気感みたいなものを絵に閉じ込めるのがうまいなーと
強く思ったことを覚えています。
それで島やんで展示してもらうことにしました。

当日、いざ作品を見たときに、
想像以上の作品がお店の前に展示されていました。
写真がその絵なんですが、他にもちょうんやお酒のラベルなど、
展示方法の工夫も面白かった。
でもなにより、からほりまちアートが開催されている日中は
仕込みをしていて営業をされていないので、
あのお惣菜の味は勿論、あの雰囲気を
来てくださった方に知ってもらえなかったのが歯痒かったのですが、
彼女の絵を通じて普段のお店の空気感がすっと伝わってくるような、
そんな展示だったことに、すごく感動しました。
島やんの女将さんとご主人がすごく喜んでくれたことも嬉しかった。
しかも未だにお店の中に飾ってくれています。

それで、内橋さんにおふたりの卒業のことをメールでお知らせしていたら、
たまたま今日来てくださってて運良くお会いすることもできました。
こうやってあのたった2日間のイベントだったにも関わらず、
(敢えて言うけど)作家さんとお店の人が
一緒に作品を創るということを通じて、
こうやって2年も経つのに
お店に食事に来てくれる関係性が続いているということに、
からほりまちアートやっててよかったな〜としみじみ思うのでした。

最後に内橋さんのご紹介。
http://www5.ocn.ne.jp/~umio/index.html
「works」のページにはなにげにことみも。これも素敵。
いつかイラストの仕事をお願いしたい。
今はそのタイミングを待っています。

 
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