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肝虫の退屈日誌 - 「シェア」という再編集

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「シェア」という再編集

ここ最近、「シェア」というキーワードのもとに
「編集」というスキルの面白さが炸裂しまくっているような
そんな感覚を感じながら
面白い時代になってきたぞ、と
「編集」を自分の中での大きなテーマにしている僕にとって
ワクワクしています。

まずは、ナガオカケンメイさんの
「実現遂行能力の高いクリエイション」という
タイトルの日記
を。

そうそうそう!と強く思うのが

繰り返すけれど、今という時代程、おもしろい時代はないように思う。
それは、「一通り、すべてが終わってしまった」からである。


という部分。
こういう人がこんなふうに言ってくれてはるのを見ると
僕みたいな人間はとても勇気付けられます。

こういう言い方はいいのかどうかわからないけど
今は様々な「素材」の完成度が非常に高いので、
それだけでも十分なのかもしれないけど
見方を変えたり、掛け合わせたりするだけで
「つまらないものを、面白く」ではなくて
「面白いものを、もっと面白く」ということができるなぁと。

しかもそんなことをやっている人が多くて
ワクワクしっぱなしの今日この頃です。

ちなみに学生時代は70年代にあこがれすぎて
「生まれる時代を間違った!」と思ったけど、
今は「この時代に生まれてきてよかった!」
とかなり真剣に思っています。


さて、そしてここからは「シェア」のはなし。


さっき書いたように、「編集」というスキルで
面白いものをもっと面白くすることができると思っているのですが
この編集というスキルを使って
面白い「シェア」の実践をしている方が増えています。
簡単に言うと、不要なものや無駄になっているものに
編集によって価値をつけて提案し直す、
さらにその価値をシェアしていこう、という動きです。

例えばMaGaRiさん。
関東の方ですが、
「街のユニークなスキマ空間をMaGaRi(間借り)できるサービス」
というキャッチがとても面白い。
余ってる無駄なスペースを、
そこを面白がったり、欲しがったりする人に使ってもらうための
仕掛けや仕組みを考えてはるようです。
本当に会ってみたい(笑)
これは「場所」の「シェア」を「編集」によって提案してる事例ですね。

他にも、これも関東だけど
レンタルスペース事業をされている
糀屋箱機構さんも気になる存在。

更にはこんなポータルサイトも。

SKILLSHARE
名前の通り「スキル(技術)」のシェア。
「こんなことできる」と「これやりたい」のマッチング。

Livlis
Twitterを使える前提みたいですが、
いらないものと、欲しいもののマッチング。

個人的にはポータルサイトにすることに関しては
結構ネガティブに思っているので、たぶん使わないけど(笑)、
面白い動きだなぁとつくづく思います。
もっと色々出てくるだろうなぁ。

あと最後にそんな中で出版された
「SHARE」という本を紹介します。



「シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略」/NHK出版

まだ読んでいませんが、この正月中に読みたいと思います。

さて、2011年は「シェア」というテーマは勿論、
「編集」の可能性はどんな方向へ進むのでしょうか。
楽しみです。
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