名前って面白いと思う。
もっと言うと「名前をつける」ということが面白い。

新世界にココルームっていう大好きなお店があるんだけど、
そこが今年から「インフォショップ」として
リニューアルオープンしました。

「インフォショップ」って何か知ってます？？

http://greenz.jp/2007/10/09/740/
↑この記事なんか読んだらわかりやすいかと思うんですけど
文字の通り「インフォ（情報）」のお店なんですよね。
表向きはカフェだったり、雑貨屋だったり、
ライブハウス、古本屋、ギャラリーとか様々なんですけど
要は、「そこへ行けばなんか面白いことがあるだろう」とか
「新しい発見」があったり「知らない誰か」に出会えたり。
そんな感じかなと自分では思っています。

でも「インフォショップ」って名乗ってるお店は
まだまだ日本では少なくて。
でもそんな機能を持ってるお店って
わんさかあるんですよね。実際のところ。
ココルームだってそう名乗ってるけど
昔からそういうお店だったし。
コモンカフェ、シングルズ、天人、これらもそう。
でもこれらの店を説明しろといわれると、

「カフェなんだけど、教室やってたり、演劇やってたり、
面白い人と出会えたり、、、なんだかよくわからないところです。
でも面白いところなんです。」

と説明せざるを得ないわけで。
こんな「よくわからないけどおもしろい」場所を
「インフォショップ」と名づけてしまう。
そしてやがてこの「インフォショップ」という名前が
様々なメディアなんかに乗って社会に広がって
市民権を持つようになると
「あそこはインフォショップなんです。」で説明できてしまう。

きっとこれまでこんな感じで名前がついてきたものがいっぱいあるんだと思う。
「ワクワクする」とか「イライラする」も
きっと誰かが自分の中にあるモヤモヤした気持ちを
みんなが納得するような言葉にしたんだと思う。

ここで２畳大学の話に戻るんですが、
２畳大学も実態はシステムなんです。
ゆるやかーなネットワークのシステム。
空庭さんがやってる空畑クラブもゆるやかーなネットワークのシステムだって
話をこないだ聞いて、似ているところがあるんじゃないかと
勝手に思ってるんですが
これも名前がないけれど面白い概念なんじゃないかと思います。
これにピタっとはまる名前をつけたら
どんどん広がっていくんじゃないかと思います。
まぁ、僕にはそんなセンスないですけどね（笑）

そのシステムについての話はうまく説明できないのでまたいずれ。