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和歌山合宿、終了しました



報告が遅くなりましたが、
ゴールデンウィークに開催した
対人援助職の方を対象にした
「「関係性」への取り組み方を深める合宿トレーニング」
無事に終了しました。

参加者は全部で8名。
若者就労支援のスタッフや、コンサルタント、医療関係者、
福祉関係の学生、アーティスト、教育関係の学生など
結構様々な立場ながら、
人と深く関わる事が求められるような仕事に就いている、
またはこれから就こうとしている、
そんな方ばかりでした。
年齢も20代前半〜60代まで。

今回の合宿のゴールは、
研修が終わった後、誰かと関わるときには
ぐっと視野が広がっている、ということでした。
漠然としたテーマですが、
例えば相談に来た人と対面した時に、
表面的に出て来る言葉だけにとらわれずに、
その表面的に出て来ている言葉の、
その根っこにあるものにアクセスできるようになったり、
またはそこに思いを馳せながら関わることができるようになることを
目指していました。
各分野でのそれぞれの専門的なスキルや知識はそれぞれ必要だと思いますが
その柱となる「在り方」みたいなものを
なるべく具体的に学んでもらおう、
というのが大きな趣旨でした。

今回はそのために、大きく2つのプログラムを実施しました。

ひとつは「フィードバック」「ダブルシグナル」「エッジ」の
3つの視点を学んで、
相手の言葉や反応で、これまで感覚的に捉えていたことを
言語的に捉えることができるようになることを目指しました。
視点を講義で学んだあとに、
オープンシートという、
公開カウンセリングとも言うべき内容のワークをしました。
2人が前でやりとりをして、
残りの人はそれを見ながら、
講師のノリさんから、「見方」の解説がどんどん入る、というもの。
これはすごくわかりやすかった。

もう1つは「自分の傾向性を知る」ということで
自分のクセや性格的なところの
強みと弱みを把握して、支援者としてどう活かすことができるか
そんなことをペアワークを中心に進めました。
意外と自分が気がついていなかったことに
気がつくことができたりして、
中にはかなり大きな気付きを得た方もいて
その現場を見ながら、なんだかこちらも大きな気付きをもらいました。

内容を紹介程度に書くとこんな感じですが、
実は「何をしたか」というコンテントの部分よりも
「そこで2日間、何が起こっていたか」というプロセスの部分が
とても刺激的な合宿でした。
ここは説明できない!すみません・・・
勿論、コンテントの部分も面白かったのですが、
プロセスがうまく場で取り扱われたので、
その相乗効果のすごさ、というのも実感できたように思います。
そのへんの話は「ファシリテーターの目線シリーズ」の日記
読んでいただけると、より意図がわかっていただけるかなと思います。

自分自身の気付きでいうと、
僕自身も自分の嫌な部分とかには目を背けがちですが、
こういう仕事をしていくなら
そことちゃんと向き合わないと、続けていけないな、と思いました。
例えば1つの例として、
特に相談を受けるなどの仕事が多いので、
相手の話を聴くときに
自分の中にある色んな「ものさし」で判断しながら聴いていくんですが
この「ものさし」がどんなものか自覚できていないと、
その「ものさし」が一般的なのか、唯一のものなのか、
そこがわからなくなる。
そうなると、「自分の価値観=社会一般的な価値観」という前提で
色んな考え方を押し付けてしまう。
少なくとも僕はそんな人にはなりたくないし、相談もしたくない。
そういう意味でも、自分の「ものさし」がどんなものか、
ちゃんと向き合っていくことが、
大前提として大事なんじゃないかと思います。
そして、向き合うのがとてもしんどいところがあったとしても
「今はまだ保留しておく」ことと「見なかったことにする」
という2つの態度にはかなり溝があるように思います。
自分にとっても、相手にとっても。
うまく言えないけど、まずは自分から。
そんなことを深く思った合宿でした。

このプログラムは、
アレンジして職場の職員研修としても実施しました。
その様子はこちらで。

1泊2日の研修でしたが、
もっとやりたいという雰囲気の中
無事に終了しました。

参加してくださった方、ありがとうございました。

また参加者の方から感想をいただいたら
随時ここに追記していきたいと思います。
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