今回は先日企画・開催したイベント、
からほり国際映画祭についてインターン田部が報告します。

からほり国際映画祭は大阪の空堀を舞台にした映画祭です。
実はこのイベント、カンヌ国際映画祭に着想を得ています。
カンヌ国際映画祭は毎年5月に開催。
これから公開される映画はもちろんのこと、
予告編しかできていない映画やまだ脚本すらできていない
企画段階の映画まで出品されます。

カンヌ国際映画祭の華やかな雰囲気に憧れた数人が、
「カンヌだって企画段階の映画が出品される場所なんだから。」
と構想したのがからほり国際映画祭で、
「もし自分が映画を撮るんだったら、こんな映画がいいなぁ。」
という妄想をフライヤーという形にします。
要は、撮りたい映画を妄想してチラシを作り、
それを話のネタにわいわいするイベントです。

記念すべき第1回目は、
『空堀』をテーマにした映画を妄想し、形にしました。
からほり国際映画祭（1回目）のスケジュールは下記の通りです。


10:00　梅田ロフト前集合！

10:00〜12:00　午前の部
・フライヤー収集

12:00〜13:00　みんなでまったりランチ

（コワーキングスペース往来に移動）

13:30〜17:30　午後の部
・「みんなでフライヤーを考える！」
・フライヤーづくり

18:00〜20:00　レセプションパーティー

改めて見ると、なかなか密なスケジュールですね＊笑＊
とはいえ、途中参加OK、途中退出OKという
ゆる〜いイベントだったので皆さん、気軽に参加して下さいました。

午前の部はフライヤー収集。
「誰でも作れる」ということで
妄想をフライヤーという形にする事に決まったとはいえ、
いきなり「じゃ、映画のフライヤー作って下さい。」と言われても困ってしまうので、
梅田の映画館を回って見本となるフライヤーを集めまくりました。
映画館の人からすると、相当映画好きな集団に見えたはずです。

途中フリーマーケットなどに寄り道しながらランチを済ませ、
午後のイベント会場『コワーキングスペース往来』に向かいました。

午後の部一つ目のセクションは「みんなでフライヤーを考える！」でした。
午前中に集めてきたフライヤーを題材に
参加者みんなで「どんなフライヤーが受けそうか」
「大衆的なフライヤーと幻想的なフライヤーは？」といったテーマの下、
議論を交わしました。
「大衆的なフライヤーは？」というお題に対して
参加者が選んだフライヤーが全部違ったり、
個々人の捉え方の違いが面白かったです。
個人で「このフライヤーは幻想的な部類に入るかな。あっちのは大衆的でしょ。」
とフライヤーを分類していく作業も、
普段何気なく眺めているフライヤーに共通した特徴を発見したりして面白かったです。

その後、いよいよ個々人でフライヤーづくりをしました。
参加者の皆さんがサスペンスだ、アクションだ、ロマンスだ、
とどんどん映画の筋を決めていく傍ら、
発想力の貧困な私は、最後の最後まで話の筋に悩み、
フライヤーそのものはやっつけ仕事になってしまいました…；

第1回からほり国際映画祭の締めくくりはレセプションパーティーでした。
フライヤーの作成に熱中した結果、予定より30分以上遅れての開始となりましたが、
なかなかにカオスで面白い会になりました。
やっていることも十分ふざけているのですが、本領発揮はここからでした。
『コワーキングスペース往来』は畳敷きのスペースですが、そこに正装をした大人達…。
どれぐらいの正装かというと、
「映画祭のレセプションパーティーですから、ドレスアップ大歓迎！
是非、正装でいらしてください。」といった触れ込みの結果の、
オペラの舞台衣装や真っ赤な肩出しドレスといった本気度の高い服装です。
こういうところで本気でふざけてくれる人達、私は大好きです＊笑＊

そして、その大人達が地元の名店「ことみ」のお好み焼きをつっつきながら
机の上の紙に対して熱く？語り合うわけです。

本気の悪ふざけ、すごく楽しかったです☆


今後はフライヤーだけでなく、
予告編のようなショートムービーもできたらいいなぁ、
と夢を膨らませているからほり国際映画祭。
興味がある方は是非ご参加くださいー。


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