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肝虫の退屈日誌 - 「関わり方」について

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「関わり方」について

ここ数ヶ月前から
「関わり方」ということについて
ずっと考えてます。

そしたらこんなタイムリーなタイミングで
西村佳哲さんが「かかわり方のまなび方」
という本を出されてました。
なんてこったい。
これは早く読みたい。

本題に戻ります。

みなさんは仕事などの中で
「この人(たち)とどうやって関わっていけばいいだろう」
そんな疑問にぶつかったことはありませんか?

僕は授業で講師をすることもあるし、
クラスの担任的なポジションを担うこともあるし、
個別に就労・起業・人生相談を受けることもあるし、
アートイベントを通じてまちの人と関わることもあるし、
NPO的な組織で、運営に参加してくれる方々と関わることもあります。
そんな中で何度もこの問いにぶつかりました。

相手に何かを提供する状況だったり、
逆に意見や力を引き出すような状況だったりする中で
様々な人と関わるのですが、
それは友人や家族と関わるのとはまたちょっと違って、
ある種の目的っぽい物をお互いが持っている関係性の中で、
そこにである役割を担うように関わっている、そんな感じがします。

そんな場合の「どう関わるか」ということについて、
テクニックとはまた別のところで、
すごく大切なことがあるような気がしています。

個人的にはその大切なことは
「どんな視点を持つか」ということなんじゃないかと思います。

それは、
「誰かに関わるときに、その持っている視点の数や種類で
関わり方が全く変わるんじゃないか」
そんな疑問からきています。
例えば、誰かをすごく限られた視点でしか見ていないと、
その誰かに対する理解や解釈も限られたものになる。
しかし色んな視点で見てみると、その誰かのバックグラウンドや、
家族関係、友人関係などが見えてくる。
そうしたら、ある視点だけで関わっていた時の理解や解釈が
一致しない可能性が出てくるんじゃないかと思います。
そうすれば、おのずと関わり方も変わってきます。

今とても、この「視点をどう拡張していけるか」
そんなことにすごく関心があって、
「学びたい」というよりは
「深めたい」という気持ちが高まっています。
「自分の仕事をつくる」というテーマに平行して
このテーマについても取り組んでいきたいと思っています。

ちなみに5月の連休中とその後に
このテーマでの動きがありそうです。

もし興味のある方は一緒に何かしましょう。
気軽にご連絡ください。

■追記

「対人援助職のための「関係性」への取り組み方を
深める合宿トレーニング」

というタイトルで合宿をすることになりました。

「対人援助職」という言葉はあまり好きではないですが
(「援助」っていう言葉のイメージが特に)
こういう人と関わる仕事をされている方の
総称としては、伝わりやすいのかなと思って
あえてこういうタイトルになっています。

自分自身も就労支援の仕事をしていて
色んな相談を受けるのですが、
やはりその中でぶつかる疑問があります。
きっとそれは就労支援の仕事をしている人だけに限らず
医療や教育、福祉などにも
同じような疑問を持つ方がいるんじゃないかと思います。
というか実際に周りにいた、という実感もあります。

なので、こういう言葉を使っています。
そのあたりだけは、なんか表明しておきたいなと。

もし周りにこういう疑問を持っている
医療・教育・福祉関係者(もちろんそれだけに限りません)
の方がいらっしゃれば、
ご案内いただければ幸いです。

よろしくお願いします。
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