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妥協日記

からほりまちアート

「からほりまちアート」

http://karahori-machi-art.com/

本業以外にも色んなことしてるんですが、
「からほりまちアート」の副実行委員長をしています。

からほりまちアートとは、
大阪の谷町6丁目界隈の「空堀」で年1回行われる
まちを舞台にしたアートイベントです。

空堀、という地域は戦災を免れた地域で
大阪の中心に位置しながらも、
築100年代の長屋や、石畳の路地など、
昔ながらのまち並みが残っている
非常に珍しいまちです。

2001年から、
このまちを舞台にしたアートイベントが始まりました。
別に「まちおこし」ではありません。
このまちが好きな人が集まって、
このまちの面白さを発信したい、
というところから始まりました。

僕は、2002年に初めてこのイベントを訪れて
衝撃を受けました。

町をぶらぶら歩いてると
今ではもうめずらしくなってしまった長屋が
あちこちにあったり、
入って行きたくなってしまう衝動に駆られる
路地が張り巡らされてあったり、
角を曲がると突然現れる急な勾配や石畳に
驚かされたり。
そんな中に突然現れるアート作品。
写真や絵画、インスタレーション、
彫刻、詩、オブジェ、映像と表現方法は様々だけれど
町並と相まって、不思議な反応が起こるおもしろさ。

当時、大学生だった僕は
この魅力にすっかりやられてしまいました。

そして、「来場者」として毎年通い続けて2005年。
ついに「出展」という形で参加を果たしました。

そして2006年からは運営スタッフに。
2007年に副実行委員長になりました。
そして2009年、まだまだ4年目です。

僕がこのイベントに参加したきっかけは、
あるおじいちゃんの存在。

来場者として参加していたときに、
ある地域のおじいちゃんがゲリラで出展していました。
その時はゲリラだなんて思いもしなかったのですが
あるとき、それを知ったのです。
そのおじいちゃんは、写真が大好きで
自分のお店(喫茶店)に集まる常連さんとグループを作って
どこかに出かけては写真を撮り、
お店の中に飾ったり、アルバムにしたりして
お店の常連さんと、ささやかに楽しんでいました。
ところが年1回、からほりまちアートが始まると
おじいちゃんたちはパネルを作って、
家の前の道に並べ始めます。

喫茶店から外に出てくるのです。

来場者はそんなこと知らないので
おじいちゃんに話しかけます。

「これいい写真ですね」
「どこで撮ったんですか」
「どんなカメラ使っているんですか」

その時のおじいちゃんの楽しそうな顔といったら。

「アート」は単に見て楽しむだけのものではなく、
人をつなぐメディアとしての役割もあるのではないか。
そんなことを強く感じました。
普段は繋がりのない方同士でも、
作品を通じて様々な交流があり、繋がりができる。

僕は、アートのそんな力を実証するために、
「からほりまちアート」に関わっています。

今年も募集が始まりました。
さあ、いよいよ。

大枝アートプロジェクト04

京都の大枝アートプロジェクトに行ってきました。
しかし暑い・・・

大枝アートプロジェクトは
京都の大枝という地区で行われているアートプロジェクト。
自然がたくさん残ってて
すごくいいところなんですが
現在高速道路を建設する計画が進行中で、
その景色は失われつつあります。

大枝アートプロジェクトのHPによると、、、

京都第二外環状道路の建設によって、
失われてしまう美しい風景が 大枝の里にあります。
大枝アートプロジェクトは、大枝の「ひと・もの・こと」と
関わりながら、その美しい自然・日常生活・歴史や伝説との
新たな対話をうながす芸術活動を多発的に展開し、
地域全体を芸術的資源として捉えなおす試みです。
2005年5月「大枝00」に始まり、 同年11月に「大枝01」、
2006年「大枝02」、2007年「大枝03」と回をかさね、
今年「大枝04」は、「みどりの停留所」のテーマのもと、
春から秋にかけて多彩なプログラムを実施します。

、、、ということだそうです。
「みどりの停留所」のテーマがなかなか面白く
「あなたの立ち止まりたい風景はどこですか?」
という問いかけをしていて
まちアートにもなんだか通じるところがあって
これは見てみたい、と思っていざ京都へ。



まずは本拠地?の大枝土蔵へ。



こんな感じです。
昔の土蔵を学生たちが参加してリノベーションしています。
この中にインフォメーションがあったり、作品があったり。
各作品のプランの書いてあるファイルがあったりで
こういうのがあるとわかりやすいなぁ、と思います。





こういったまちの資源も見つつ、
自然も眺めつつ、



この草原、走りたくなりますね。
ここにも道草オセロという作品があるはずなんですが
見当たらず・・・
オセロの駒(?)が黒と白じゃなくて
「草原」と「アスファルト」なんだそう。
なんとなく「アスファルト」だらけになってくると
雰囲気が悪くなるそうです(笑)



こんな写真展もあったり、



竹林の中にハンモックがあったり。



これは茶屋だそう。



ここにこんな作品がありました。
北山杉で作った巨大なえんぴつ(笑)
2人いないと書けないぐらいのサイズ&重さです。
協力しながら使うことがテーマのようでした。



それで書いたのがコレ(笑)



最後はここの作品。



これはアメちゃん。
「景食」というテーマで
このアメちゃんを食べながら景色を楽しむ、というコンセプトだそう。
この場所には「下の池」「上の池」という2つの池があって、
なんと同じ形をしているのだそう。
それで実はこのアメちゃんもこの池と同じ形なんです。
あと「下の池のお引っ越し」ということで
下の池の水を池の形にセラチンで固めて
上の池に浮かせる、ということもやるみたいです。
これは見れませんでしたが。

全体的に作品はちょっと物足りなかったというか、
コンセプトをもっと聞きたいなぁ、と思ったものが多かったです。
どこに作品があるのかわからないものも多かったし、、、
もっと見せる工夫もしてほしかったです。
でも参加してる作家さんはこの場所が好きで、
ちゃんとフィールドワークして作品を作ってるのは
すごく伝わって来ました。
この場所としっかりコミュニケーションを取っているなぁと。
そのあたりはまちアートも
もっと見習わなければならないなぁと思いました。

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